電界紡糸法(エレクトロスピニング法)と呼ばれる不織布製造技術を利用して誕生したのがナノファイバー不織布です。1ミクロンは1000分の1ミリですが、1ナノメートルは100万分の1ミリの単位。数十〜数百ナノメートルという超極細の繊維がナノファイバーです。
ナノファイバー不織布は、比表面積が大きく、素材の性質の効果が大きい、薄くて柔らかい、密着性が高い、等々の特長があります。美容・医療・各種フィルターなどの分野に適した素材です。
製造ライン
ナノ繊維
■シンワの特長
- 安定して連続生産が可能です。
- ナノファイバー不織布の製造に影響を与える空調管理をコントロールすることにより安定した連続生産を実現しております。
- 繊維径がナノサイズで、
孔径分布が狭い不織布です。 - 効果が均一であり、フィルトレーション(ろ過)効果が高いので、各種フィルターに適しています。
- 複数ポリマーの混合と
機能性薬品の添加が可能です。 - 機能性薬品を添加することにより、美容、抗菌、止血、撥水等さまざまな機能を有する不織布を製造することが可能です。
■結合方法
荷電したポリマーから繊維化します。
物質はプラスとマイナスで引き合います。その原理を利用して繊維化します。
ポリマー溶液とコレクターに荷電し、繊維化します。
その繊維化工程で繊維同士が交絡することによりシートとして不織布上に集積されます。
美容・医療・各種産業向けフィルターなど、高機能不織布製品に適しています。
美容用フェイスマスク