シンワの特徴は、乾式・直接紡糸式合わせて6つの不織布製造法を確立している点、さらにご要望に応じて最終商品まで加工可能な体制を整えている点にあります。また、商品開発部門と連携し、より付加価値の高い商品づくりを担える技術力や、高品質な製品を安定的かつ迅速に製造できる生産管理技術も高いレベルにあります。これらは、すべてお客様からのオーダーに万全の体制でお応えするためのもの。お客様企業の商品づくりを支えるシンワ不織布はいつでも最高品質でなければならないと考えているのです。
社会の進展、人々のライフスタイルの変化と歩調を合わせるように、不織布の機能や特性もこれからまだまだ進化していきます。シンワの商品開発部門がマーケティングの側面からそれをリードする存在であるなら、生産部門は新しい価値を持つ不織布の生産を技術面からリードする存在といえます。不織布づくりに半世紀の実績を持つシンワは、その技術・ノウハウをさらに活用し、新しい時代の不織布づくりに果敢に挑戦していきたいと考えています。
不織布製造ラインの最終工程である巻き取り工程。
カーディング工程で投入された原料がウェブと呼ばれるシートになっていきます。
検査機により異物や金属の混入が厳しくチェックされます。
■加工体制について