製品試験と分析調査の2本柱によって
シンワの品質に対する信頼を高める

品質管理部門には、大きく2つの役割があります。1つは「製品試験」です。これは生産された商品を調べ、お客様の要望に合っているか、成分や性能は受注時に取り決めた仕様に沿っているか、チェックすることです。
そしてもう1つは「分析調査」です。生産した製品に万一、異物混入等の不具合があった場合、早急に対処しなければなりません。異物を分析し、混入の原因や経路を解明した上で、再発防止策を立てるのです。品質管理は他部門と協調しながら、品質チェックとトラブル防止の体制を確立しています。この体制が、お客様の信頼づくりに大きく寄与しています。

第三者的な視点で、
製品を厳正にチェック

シンワの製品には、厳密な規格があります。素材・成分、厚さ、重さ、均一性、吸水性、引張強度、その他製品特有の機能など、設定される条件は多岐にわたります。お客様に提供するのは、取り決めたこれらのさまざまな仕様を完全に満たすものでなければなりません。
そのために品質管理スタッフは、第三者的な視点と客観性を持った厳しい姿勢で業務にあたり、製品の質をチェックしています。

品質分析のため不織布サンプルを電子顕微鏡にセット
繊維同士の結合具合をモニターで確認中

トラブル要因の早期発見で、
コスト削減に貢献

お客様のニーズを的確に把握し、トラブルにつながりそうな要因をより早い段階で洗い出せば、不具合を避けられる場合もあります。不具合によって発生する作り直しなどの莫大な手間も必要なくなり、結果的にコスト削減に貢献することになります。
品質管理部では以下をモットーに、品質に対する高い使命とともに「お客さまニーズの把握」と「コスト意識」も重視しています。

  1. お客様や社会の要求する品質を十分に把握する
  2. これに適合する品質の製品をコストも踏まえながら市場に出す
  3. お客様や社会の要求を満たし、会社の利益にもつなげる
引っ張り強度試験

品質管理の
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