レジンボンド不織布 カーディング後のシートに接着剤樹脂を含ませた後、乾燥工程へ。絡められた繊維の接点にのみ樹脂が残り、結合されます。

  • 5つの製法
  • レジンボンド不織布
  • サーマルボンド不織布
  • スパンレース不織布
  • スパンボンド不織布
  • ナノファイバー不織布

原綿とバインダーの組み合わせで多彩な性質の不織布を生み出します。

レジンボンド不織布は、カーディングを終えたシート(ウェブ)をバインダー(接着剤)の溶液に浸潤・乾燥させることでシート内の繊維を結合させる不織布製造法です。この方法で生産する不織布の特徴として、原料の種類やその繊維の径、バインダーの選択などの組み合わせで、多彩な性質の不織布を生み出すことが可能です。たとえば、柔らかいシーツから、コシのあるフィルター素材、衣料用の芯材まで、幅広い風合いの不織布に対応します。また、原料としてレーヨン素材がこの製法に親和性が高く、吸水性に優れている点も特長の一つとなっています。

高い吸水性

シートを乾燥

■シンワの特長

物性を多彩にコントロールできます。
原料の繊維径等を変えることによって、幅広く物性をコントロールできます。
強度や風合いを
コントロールできます。
原料の選択、バインダー(接着剤)との組み合わせによって、硬さやコシ、柔らかさといった物性、風合いをコントロールできます。
縦方向に対する強度があります。
縦方向に対する強度が強く、また、低目付での地合に優れています。
吸水性に優れます。
原料にレーヨンを使用することが多く、吸水性に優れた不織布をつくることができます。


■結合方法

シートをバインダーに浸潤させて、繊維を結合

ふんわりしたシート(ウェブ)をバインダー溶液に浸潤し、繊維を結合させて製造するのがレジンボンド不織布です。


主な製品分野

食品・医療を中心にさまざまな分野の不織布製品としてラインナップしています。

トレーマット

トレーマット(使用例)

ディスポシーツ


【製品】
食品用トレーマット・医療用シーツ・刺繍用裏地・工業用・食品用各種フィルター・農業用資材

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