先輩インタビュー|シーケンス制御技術でシンワの生産ラインを守りたい。 前谷 陽介 2011年入社 製造4係・電気保守担当

不織布そのものと、そして、生産設備に対する理解をベースに高品質な商品づくりを行います。

シンワに入社した理由は何だったのですか?

地元で仕事をしようと決めていて、それならやはり紙関係の会社かなと思っていたのですが、いろいろ探しているうちに不織布を作っているこの会社を見つけたんです。でも最初は、不織布というものがどんなものかわからなくて。それで、少し調べてみると、紙より可能性があるかも、と。紙はノートなどに主に使われていますが、不織布は衣食住のすべてに使われていますから。あと、不織布はディスポーザブル(使い捨て)用途が多いと知って、それならずっと市場はなくならないと思って。(笑)

学校は電気が専門だったんですよね?

学校で学んでいたのは、電気回路やシーケンス制御の設計や制作をやっていました。シーケンス制御というのは、簡単にいえば、機械の製造ラインなどで、工程の作業を順番通りに動かしていく制御技術のことで、たとえば、ある機械が動いていると次工程の機械は動かさないといったインターロック(安全技術)なども含まれます。だいたいの工場の中はこのシーケンス制御で成り立っています。だから学んだことをシンワの工場で活かせると考えたんです。


入社後はすぐに電気関係の仕事へ就けました?

とりあえず「電検三種」の資格を取りなさいと入社前から言われていて、入社後は工場で機械を触りながら知識を付けていきました。現場が忙しいこともあって、取得には2年ほどかかりましたが、2012年に無事取れました。これからこの資格を生かして、電気関係の仕事をしていきたいと考えているところです。

電検三種というのはどのような資格なんですか?

電気設備を触るには「電気工事士」の資格があればよいのですが、電検三種というのは「第三種電気主任技術者資格」のことで、電気工事を行う際の管理者としての資格です。工場内にこの資格保持者がいないと電気工事ができないのです。先輩でもう1名持っていて、私がシンワでは二人目です。電気工事士の資格も学生時代に取得しているので、電検三種と合わせてだいたいのことはできることになりました。あくまで資格上ですが。(笑)

具体的な仕事はどういうものですか?

たとえば何らかの原因で生産ラインにエラーが出たとしますよね。そのエラーの箇所は操作卓である程度わかります。その箇所が配電盤であれば、それを開けて原因を探ります。エラーの原因になった部品はすぐに特定できるのですが、どうしてエラーを起こしたのかはいろいろ調べてみないとわからないことが多いのです。経験も必要だと思います。

故障した部品を交換すればよいというものではないわけですね。

例をあげれば、モーターの前にはインバータが付いていることがあるのですが、インバータ自体の故障なのか、モーターの不具合が原因でインバータがエラーを表示してるだけなのか、そういった判断です。モーターに原因があるのに、インバータを交換してもまた同じエラーがでます。この見極めには経験がいると思います。私は、まだまだです。(笑)

今後、どのような仕事をやっていきたいか聞かせてください。

現在、シンワでは主な電気関係の修理・メンテナンスを外部の専門企業に委託して行っています。将来、これを自分で担当できるようになれればとてもうれしいと思います。まだまだ夢ですが、一歩一歩知識とスキルを磨いて、その夢に近づいていきたいと思います。


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仕事紹介

生産技術

生産技術部門の役割は「製品生産」および、新製品や既存製品の改善のための「試作品製作」などを行います。生産技術の仕事は、不織布と生産ラインに対する深い知識とノウハウが求められるシンワの中核となる仕事です。